最近観た映画10選 とっても単純なストーリーで派手さはないのに、終始ひきつけらたまま。 ―Mean Creek ミーン・クリーク ★★★★ 生きていればどこかで出会う、「嫌な人」。誰もが思う、「こいつさえいなければ」。だけど一歩踏み込んで、その「嫌なヤツ」の心の中を少しでも見ることができれば、思いがけず共感できるところがある。好きになってしまうようなところがある。許せるような気になってくる。その人はその人なりに一生懸命自分の人生をあれこれと考えながら、また意外に苦労しながら生きていることがわかる。その相手にしてみれば、こちらこそが「meanな―意地悪な」ヤツだ、と見えているのかもしれない。誰もが心の中にはいろいろな思いを抱えている。外からそれがどれくらいわかるものだろうか。ほぼ全くわからない、と言っても過言ではないのかもしれない。 もうやめてくれ〜。死・病気・事故の三大悲劇と映画の三分の一泣き続けているカップル ―私の頭の中の消しゴム ★ 冬のソナタはまだ面白かった。何故か。それは、言ってもやはりぺ・ヨンジュンとチェ・ジウに魅力があったからだと思う。”悲劇”的な出来事と、その中ですれ違いを繰り返す男女を描いたから、というだけではなかったのだ。しかしあのヒットがあってから常に韓国映画が日本の映画館で上映されるようになった。しかしちょっと単純すぎやしませんか。とにかく泣く。何かあると泣く。そして死ぬ。もしくは事故。もしくは病気。もぉ〜、そんな甘ったれたストーリーばっかり、いいって!!!しかも、今ひとつパッとしない俳優や女優を使われてそれをやられちゃ、さらに感情移入不可能領域。せめて魅力的な人をキャスティングしてよ。個人的な韓国映画のヒットは「猟奇的な彼女」のみです。 眠たくなるホラー映画 ―The Fog ザ・フォッグ ★★ アメリカの映画に「怖い!」ことを期待するのは間違っている。バーンと大きな音でびっくりさせる、ゾンビが追いかけてくる、チェーンソーを持った怪力モンスターが襲ってくる・・・・「怖さ」の演出が単純すぎ!人がどういうことで怖がるのか、ということを探るために必要な繊細な感性がかけている。今まではきっと、「怖い」と思う物がきっと違うんだろう、アメリカ人はきっとああいうのを見て震え上がるような感性なんだろう、と思っていたが、リングなどの日本のホラー映画がどんどんリメイクされるところを見ると、単にそういった「怖さ」の表現が今ひとつわからなかっただけのようだ。この映画はまさにアメリカ流「怖いはずの」映画。「何も考えずに今日は家のソファでポップコーンでも食べながら、だら〜んとレンタルビデオでも観てすごそうかなぁ」という時にはオススメの一本! 綺麗なカラダを見るのは気持ちがいい。 ―Aeon Flux イーオン・フラックス ★★★ 南アフリカ出身のシャーリーズ・セロン。その美貌を全く利用することのなかった役柄を演じた「モンスター」も良かったが、今回のイーオン・フラックスではストレートに容姿の端麗さが気持ちいい。それに加えて超人的な運動能力と強靭な意志を持っているからさらにカッコいい。美しい人です。彼女自身は暴力的だった父を母が射殺する、という壮絶な生い立ちを持っている。それにしてもこの人が私よりも1歳年下だったとは・・・・・それが一番びっくりです。なんてしっかりしてるんでしょうか・・・・・・・・。シャーリーズ・セロンが好きなら観ても損は無い、と言った所です。 「正義」という言葉がある限り、戦いはなくならない ―ホテル・ルワンダ ★★★★ 皆、自分の目には「正しいことを」している。どんな行いにも、その人にとってはそれをする妥当な理由があるのだ。その人にとっての、その人種にとっての、その国にとっての、その社会にとっての「正義」がある限り、誰かが「悪」であり、誰かが「間違っている」ことにならねばならない。つまりは「正義」「正しい」という概念こそが戦争を作り出すのだ。ちっぽけな自分達の争いなどには無関心な他国、利益次第でどうにでも立ち回る人間、どうしてもうまく届かない助けを求める声。自分達自身を守るために今すぐ何かしなければならない。そんなギリギリの状況になったとき、あなたは一体どうするのか。 ミスマッチな音楽でファンタジー効果半減。 −ナルニア国物語 ★★★ 疎開するときのあのビョークのような音楽はいきなりなんだ?かくれんぼしている時のあのコミカルな古典的音楽は何?随所にちりばめられたポップスは一体・・・・。ナルニア国といえば、古典的ファンタジー。変に「今風」な音楽をあわせて「妙なオシャレ感(?)」を中途半端に狙うより、全てオーソドックスに行くべきだった。あのミスマッチな音楽が流れるたびにファンタジーから現実に引き戻されてしまうのだ〜。でもライオンなどの登場人物のリアルさは素晴らしかったですよー。ストーリーもわかりやすいし。ただ、ベースが名作だからこそ持っているようなもの。映画そのものにうならせるほどのものはどこにもありません。 久々に魅力的なディズニーのキャラクター ―Chicken Little チキン・リトル ★★★ このところCG系ではすっかりピクサーにやられていたディズニー。相変わらず「弱くてダメダメな主人公が、ある事をきっかけに秘めたパワーを発揮、一躍みんなのヒーロー、人気者に!」というお決まりの飽き飽きストーリーではあるが、登場するキャラクターがなかなか魅力があって良かった。私は子供を連れて行くときも絶対に字幕しか行かないのだが、残念ながら吹き替えしかなかった。吹き替えの映画なんて、オリジナルのものとは全く別のものを見ているようなものでしょう!!!考えつくされた台詞とトーンが、なんだかどれも同じようなアニメ声に変換されちゃうんだから。それでも楽しめたのだからなかなかすごい。「面白かったね〜!あはは〜♪何か食べて帰ろっか〜」とお気楽モードで映画館を後にできます。 監督・・、ナタリー・ポートマンが好きなだけ? ―Closer クローサー ★ あっちにくっついたり、こっちにくっついたり・・・を繰り返す男と女。・・・・・・それだけ。もう少し何か深いものがあっても良かったんじゃないの?と思える映画。何もありません。男女の関係を、目に見える表面だけ捉えてただ映した映画。ただ、最後にニューヨークを歩くナタリー・ポートマンが驚くほどキレイなだけ。白いTシャツにジーンズなのに、ものっすごくキレイです。・・・・・・・・・でもそれだけ。 実話って、地味ですね。 ―Kinsey 愛についてのキンゼイ・レポート ★★ まだ性に関してオープンに語ることはタブーとされた50年前に発売され、20万部売れたというキンゼイ・レポート。リーアム・ニーソン、一時はカッコいい!と思ったけど、なんだか老けましたね〜。しかも、こんなに左右非対称な顔だったかなあ?・・・なんてそんなことばっかり思いながら観てしまいました。すなわち、引き込まれるタイプの映画ではありません。考察するにしても・・・・何を研究するにも、強力やお金がいるんだなあ、っていうところでしょうか。