昨日行ってまいりました、スティングの4年ぶり来日コンサートin大阪城ホール・・・・。ぶっ飛びました。最高潮の興奮でひっきりなしに奇声を発していた私でした。会場にどれくらいの人数が入っていたのかわかりませんが、他のお客様がいないかのように、2時間立ちっぱなしでかなりの集中状態で聴き入りました。いや、「聴き」入っただけではありません。あれはもう、視覚、触覚、嗅覚、全ての五感に訴えてくるものがありました。すごい存在感がある人というのは、ある種の匂いを放つものです。匂い、それは抗いようがなく私たちの中に浸透してくるものです。その匂いの持っている情報を感覚で味わざるを得なくなるのです。聴いたり見たり、触ったりするよりも、はるかに効果的に私たちの内側に浸透し、私たちの奥深くにある、今まで味わったことの無い感覚を呼び覚ますのです。 スティングはそんな人でした。 ステージに登場した瞬間から、これまで味わったことの無い感覚を私の内部に呼び覚まし、徒に自らの特権を見せびらかすことも全くせず、スタートからエンディングまで、ノンストップで心を揺さぶり続けるパーフェクトなエンターテイメントショーを繰り広げてくれました。「こんなに心から熱狂したのはいつ振りか〜!!」なんて心の中で感動をかみ締めつつ、気持ちよくその世界に飛び込ませていただきました。 カリスマ、というのはそういうものでしょう。その人の存在そのものから放たれる匂いのようなものです。存在感を始め、言葉、表情、すべての動きに乗って伝わってくるもの。そして、味わったことの無い感覚を呼び覚ますような強烈な何かを伝えてくる人なのです。味わったことの無いエネルギーを。 ちょっとくらい成功してたって、ちょっとくらいいい服を着ていい車に乗ってたって、匂いは放てません。それはその人どまり。つまり、「あの人すごいね!すごいオーラだよね!」で終わってしまうのです。でもカリスマとは、こちらのエネルギーをも呼び起こすことができる何かを持っている人。新たなイメージを喚起させるようなものを伝えてくる人なのです。 そんな人に一生でどれくらい出会えるかどうかは、やはり運と努力・・・なのでしょうか。 どちらにしても、 ある面では争いと飢えに苦しんでいる世界の、また別の面を見ることができた、貴重な一夜の体験でした。 |