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オペラ座の怪人 The Phantom of the Opera ★★★

私は一度このミュージカルをブロードウェイで見て、その音楽と舞台の美しさ、全ての完成度の完璧さに心から感動した。すぐにその場のショップでサントラを買い、日本に帰ってきてからも、車の中で聴いては、全てのシーンを思い出し、そのたびにうるうるしていたものだ(^^;)。あれほどまでに完成度の高いものの映画化、というのは難しいだろうと思っていたが、なんといっても天才アンドリュー・ロイド・ウェバーも共同制作とのことで足を運んだ。かなり舞台そのものに忠実な作りになっている。歌っている部分も、一部を除いてはすべてそのまま。舞台の作りもそのまま。構成もそのまま。マスカレードを歌うところなども、舞台全くそのままだった。まあ、逆に言えば、映画ならではのダイナミックさは出ていない。あの舞台を凌駕する演出を思いつかなかったと言うところだろう。映画のラストのシーンも、かなりの古臭さを感じるセンスだ。監督もちょっとゲイっぽいご年配の方だが、やはり見た目どおり、その感覚は新しくない。


君に読む物語 The Notebook ★★★

全く期待せず、時間があまったので見た作品。・・・の割にはよくできていたので満足!!!隣に座っていた女性は始まって10分後から最後まで鼻をすすりつづけていた。「そこまで泣けるか?」と突っ込みつつ、2時間ひきつけられたまま観ることができた。でも、どうしても、「現実的に、こんな”おばあさん”にそこまで一生懸命になれるものか??」という疑問が終始消えない。・・・が、ヘンに浅はかなお涙ちょーだい的映画でもなく、ストーリーはいたってシンプルでわかりやすく、心に響くものであることは間違いない。


レイ Ray ★★★★

どこまでが事実に基づいているのか、それが知りたくなった。ドラッグから更生するとき、本当に彼はあの過去からやっと解き放たれることができたんだろうか?映画だから、何か「ほっ」とするエンディングにしなければならないと考えられて、脚色されているのだろうか?しかし、才能がある人ってのは、その代わりに苦労するという契約か何かしてこの世に生まれてくるんだろうか?天は二物を与えないというが・・。彼の歩んだ人生は舗装も何もされていない砂利や泥の中に道を手探りで作っていくようなものだ。才能というギフトだけをつてに。それに比べれば私の人生は、完全に舗装され、道端に花までキレイに生けられ、いつでも快晴!みたいな空の下を歩いているようなもの。なかなか、日常には無い味や匂いが伝わってくる映画です。


ボーンスプレマシー The Bourne Spremacy ★★★

これまた全く期待せずに行ったので(コラテラルみたいな全体的に地味〜な、華のないアクションものかと思って)、結構面白くて満足。「そりゃ〜ありえないでしょ!」というくらい頭のいい巧妙な手口で相手の先を行くボーン。それは気持ちがいい。でもまあ、それだけ、かな?


ネバーランド The Neverland ★

ダメですね、やっぱ、ジョニーは。絶対頭がよくないんだ。自分の幅を広げようって言うのに本気度合いが無い。とにかく内容の浅いものばっかり選んじゃうんですね。作品選びにことごとく失敗するトラボルタみたいなもんでしょう。そんな浅はかさで、こんな「ちょっといい映画」をやっても、よけい薄っぺらくなるだけ。ちょっとひねくれた私なんかは逆にかなり斜に見てしまいますね。ビジネスにとらわれている感を思わせる、中途半端な出来の中途半端な脚本のドラマ。ヘンに「いい話」を書こうという魂胆が見えてしまうだけに、いっそう反発してしまうのだ。


オーシャンズ12 Oceans12 ★★

豪華なキャストなんですが・・・・・だからといって鮮烈に心に残るかと言うのはまた別。まあ、娯楽としての映画を楽しむにはいいんじゃないでしょうか?ってレベルかな。音楽も印象に残ってないしなあ・・・。それなりに笑えるシーンもあったけど・・・。まあ、悪くはないですよ。


ナショナル・トレジャー The National Treasure ★★★

なかなか面白いです。でも、これ、ダヴィンチコードが原作だと思ってたら全然違ったんですね。ハラハラドキドキできますよ。ニコラス・ケイジはこれまたあんまり頭が良くない気がしていましたが、これだけ多くの作品に出ていると、彼が出ている=メジャーな映画=それなりに楽しめる。というイメージになりますね。


ターミナル Terminal ★★★

ありゃ?予告編を見て期待していたのに〜〜〜。意外と地味な展開と結末だなあ。派手だったら良い訳じゃないけど。地味でも、デンゼル・ワシントンの出演する映画みたいに、素晴らしくおしゃれなものもあるしね。


僕の彼女を紹介します ★★

始まって10分、まだ掴みがない・・・・。そこで期待するのを完全にやめた。そもそもこの女の子を魅力的だと思えないし、男がふにゃふにゃしてるのも妙にわざとらしい。ちりばめられたギャグも面白くなく、白けるのみ。「猟奇的な彼女」はかなり面白かったが、二番煎じはやはりダメ。


ハウルの動く城 ★★★★

音楽もいい、登場人物のキャラクターもそれぞれが魅力的で素敵、いっぱいの不思議さがつめこまれていて飽きない。「素直で純粋な心」「支配しようとすることの愚かさ」「戦うことの空虚さ」などを描き続けている宮崎ワールドだが、その普遍のテーマを扱っている限り、時の経過と共に作品が古くなることも無い。子供から大人まで楽しめるとはこのこと。もっと言えば、幼稚園児から哲学者まで楽しめる作品だと思う。